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2011年10月21日 (金)

末梢性顔面神経麻痺症

古くからの友人から電話があった。

数日前から「末梢性顔面神経麻痺症」になっているという。

友人によれば、朝起きたら、

左顔面に違和感があったという、こわばっていたそうだ。

友人は、これはきっと脳梗塞の前兆?に違いないと、

直感し、すぐに総合病院に行ったのだという。

受付に告げると、すぐさま脳神経外科に回され、

そのまま頭のCTを取るために放射線科へ・・・

CT画像は10分後くらいには、診察室の

医師のパソコン画面で確認できたという。

そこで医師と彼の頭の中の画像を見ながら、

異常がないかを確認した。

幸いなことに、脳梗塞でもなく、また脳腫瘍でも

なかったとのこと。

医師からは、脳がピンピン元気な状態ですと

告げられたそうだ。これはこれで一瞬嬉しかったという。

では一体原因はなんだったのか。

医師が問診で

「最近疲れていないですか?」

と尋ねたという。

友人は、

「はい。ここんところ疲労困ぱいしています。」

と言ったところ、

「それですね。」

ということだったらしい。

原因はヘルペスウィルスによる「末梢性」の

神経麻痺によるものと診断されたそうだ。

医師の説明によれば、

私たちの身体には誰でもヘルペスウィルスが

いるそうで(潜伏している)、

通常では身体の免疫機能によって、

ヘルペスウィルスが活性化するのを押さえ込んで

いるのだという。

ところが、身体が非常に疲労して体力が低下すると、

免疫機能も急に低下してしまう。

すると、それまで押さえ込まれていたヘルペスウィルスが

活性化して悪さをしてしまう、神経節に潜んでいることから

その神経節を炎症させてしまう、

するとその神経系には刺激が伝わらなくなってしまい、

それが顔面神経だとすると、炎症側の眉毛や目や

口が動かせなくなるというわけだ。

同じヘルペスウィルスによる症状では「帯状疱疹」が

有名だが、これも身体の免疫機能が低下した時に、

たまたまその部位にヘルペスウィルスが悪さをしたと

いうことなのだそうだ。

ヘルペスウィルスはけっこうやっかいなしろものである。

しかし、ある意味では身体の疲労度の限界点に

達しないようにしなさいという警告でもあるのだろう。

友人によると、舌の左半分も味覚を感じなくなっているという。

明確に左右の顔面神経は、味覚感覚まで、

きっちりと分担しているというわけだ。

人の身体は不思議に成り立っているとつくづく感じる。

この友人の貴重な?体験から、

歳を取ると、感覚はどうれであれ、

身体はそれなりに「疲労」に弱くなっているということだ。

これはこれで、現実問題として理解しておくことだろう。

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