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2011年9月16日 (金)

動的平衡

先日、クラブ・ウィルビー主催のウィルビー・アカデミーに参加した。

1日で3人の著名な方々の講義、1回が90分を

聞けるというものだ。

先日は、政治家の浅野史郎さん、建築家の妹島和世さん、

そして分子生物学者の福岡伸一さんであった。

それぞれの方の講義は大変興味ある内容であったが、

中でも関心を惹かれたのは、

分子生物学者の福岡伸一さんの講義であった。

分子生物学的にみると、われわれの身体というのは、

分子の大きな流れの中で、その分子が単に

「淀んでいる状態」であり、

やがて身体は分子となって、再び大きな流れの

中に戻っていくというものである。

我々が食べている食物は、すべてが単一のアミノ酸に

分解され、われわれの身体の分子と絶えず入れ替わっている

という。

その分子の流れの中で我々の身体というものは、

「動的平衡」状態を保っているというものだ。

福岡教授によれば、消化器官であれば、

約1ヶ月程度で、全体の分子がそっくり

入れ替わってしまうそうだ。

つまり、われわれが毎日食べているものの分子で

われわれの身体は置き換わっているということだ。

そうなると、やはり有機野菜や、有機米がいいのだろうなあ、

と単純に思う。

分子レベルとなれば、遺伝子組み換え食品は、

やはり影響があるだろうとも思う。

それにしても人の身体、というよりも生物のすべてが、

大きな分子の流れ、その動的平衡を保つ中での、

分子の「淀み」であるという1つの事実は、

ひさびさに衝撃的なものであった。

明日のアカデミー3日目も楽しみだ。

明日は、岡本行夫さん、中沢新一さん、田原総一郎さんの

3名である。

どんな講義をして頂けるのか。

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