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2011年3月20日 (日)

自分と折り合いをつける

脳科学者の茂木健一郎氏の

本を読んでいて

おもしろい記述があった。

普段の人間関係や、恋愛においても、

「自分と折り合いがついている人は、人から愛される」

ということだ。

自分自身を認めることができず、その結果として

他人も愛すことができないと、

ひどい場合になれば、そのことが、

他者への攻撃へと形を変えて

しまうのだそうだ、

その極端な例が最近問題になっている

DV(ドメスティック・バイオレンス)だという。

自分で自分のことを受け入れることが

できないために、その苛立ちが、

大切な人に暴力を振るってしまう

というものだ。

初めてDVなるものがあるというのを、

耳にした時に、

なぜ自分の恋人に暴力を

振るうのかというのが、

まったく理解できなかったが、

この話を聞いて、そうなのかと思った。

一方、自分を愛することができている人は、

自分の中に揺るぎない信頼感を置いているために、

「自分というものと折り合いがついている」のだという。

「私自身」という存在が、人からどのように、

見られているのかを常に確認する必要がないため、

逆に自分から離れることができるのだそうだ。

そのような場合は、自分の視線はいつも、

外に開かれている、注意が外に向いている、

ことから、一緒にいる恋人に、

まっすぐに視線と注意を捧げることが

できるのだという。

言い換えれば、

自分を愛せる人は、他人をも愛することができる、

ということに他ならないだろう。

人は誰でも多かれ少なかれ欠点はあるものだ。

完璧な人間なんて存在しているわけがない。

たとえ、自分に欠点やコンプレックスが、

あっても、僕たちは自分自身と、

分かれることはできない。

自分を愛せる人というのは、そんな欠点や

コンプレックスも、

すべてコミコミの「自分」を、

あるがまま愛せる人間ということなのだろう。

だから、そんな人間は、

相手の欠点を受け入れることができる包容力を

持っているのだろう。

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