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2010年9月30日 (木)

真摯な姿勢が人を救う

ライフワークとか、ライフミッションという言葉が

最近よく目にするようになったと思います。

それだけ社会全体が豊かになり、

そのようなことを考えるだけの精神的な厚みが

出てきたのでしょうか。

コーチングを求めてこられるクライアント様にも大変多いです。

というより、中高年の方の場合はほとんどがこの悩みであると

言うことができます。

これまで20年間もサラリーマンをやってきたが、

40代も半ばになって、ふと思った。

このまま定年に達してもいいのか。

自分には他にやるべきことがあるんじゃないか。

そんな迷い?が出てくるのが40代でしょう。

でも、ふと気がつく人は多くはありません。

なかには40代にもなると、こういう面倒くさい

ことは考えなくなってしまう人もいるからです。

どちらがいいのか?どっちが幸せか?

これはなんとも言えません。

自分の本当にやりたいこと、などを考え出すと、

それこそ悩みは尽きなくなります。

こんなことを考えなければ、それなりに毎日を

楽しく過ごすことができるのです。

これまでそんな思いに駆られなかったという方は、

おそらくそのまま定年まで突っ走っていくのが

幸せなのでしょう。

ところが、こんな幸せいっぱいの方であっても、

自らの将来を考えざるを得ない状況になることがあります。

相談者にも過去におられました。

どんな場合かというと、

それまで順調だった日常がそうでなくなった時です。

例えば、相性のバッチリだった上司が定期異動で

いなくなり、替わりに異動してきた新しい上司が、

嫌な奴、絶えられない奴の場合です。

以前そんなクライアントの方がおられました。

その方は新しい上司から毎日ひどい恫喝を受けるようになり、

それまでの順風満帆な会社員生活が、

一転して地獄のようになったというケースです。

毎朝、家を出るときに同じ場所に来ると、

必ず吐き気がするようになり、

毎朝、毎朝、そこで吐いてしまう・・・

そんなことを続けているうちに、

なんと3ヶ月ほどで9キロも体重が減ってしまった・・・

見るからに身体が細くなり、頬もげっそりと削ぎ落ち、

この人はこのままいくと、

間違いなく鬱にいくなと感じられるほどでした。

天国から地獄へ。

こんな言葉がピッタリくる状況変化でした。

そんな時、彼は初めて、

将来について考えたそうです。

自分はこのまま定年していってもいいのだろうか。

他にやりたかったことがあったんじゃないだろうか。

会社では上司からの激しい恫喝にさらされながら、

家ではライフミッションについて真剣に考えるように

なったのです。

もともとこの方は人間性も良かったし、底力も持ち合わせていたので

いい方向に進まれました。

この方にとっては「不遇」な状況に至ったことが、

自らのこれまでとこれからを見直してみるキッカケに

なったのでした。

やはり、世の中いつどうなるかわかりませんね。

でもひとつ大事なことを学びました。

順風満帆であろうが、逆境にあろうが、

真摯な姿勢は決して崩さないということでした。

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