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2009年10月24日 (土)

ジミー大西とティンガティンガの絵

今日、BS番組を見ていると、たまたまジミー大西がアフリカに

行って絵の修業をするという番組に出会った。

ジミー大西と言えば、コメディアン兼画家だったなと思い、

その彼が自らアフリカに修行に行くというので不思議に感じ

見ることにした。

これまでジミー大西は自己流で絵を描いてきたという。

しかし数年前にアフリカのティンガティンガ村で描かれている

「ティンガティンガの絵」というものに強烈な興味を示し、

その絵の手法を現地人の画家に弟子入りするという企画だった。

私のイメージとしては、ジミー大西はさんまやビートたけしと

お笑いを行っていた時の頃の記憶ばかりであった。

したがって画家としてのジミー大西を観察するというのは

初めてであった。

見ていて彼のティンガティンガの絵を何とか書けるようになりたいと

いう熱意と執着には脱帽してしまった。

本当に彼は画家なのだなと感じた。

現地の画家を「師匠、師匠」と真面目に呼びつつ、心底学び取りたい

という姿勢には心を打たれてしまうほど真剣なものだった。

今回の企画は2週間であり、そのうちの1週間は「師匠」に付いて

ティンガティンガの絵の描き方を教わる、模倣するという1週間であった。

次の1週間は、彼自身が初めて自分のティンガティンガの絵を

書いて仕上げるというものだった。

その自分の絵を描き上げる場面は最も興味あるものだった。

彼がうまく書けないために真剣に悩みぬくところもすごかった。

彼の眼には真剣さを通り越した切羽詰まったような思いつめた

ようなものが感じられた。

彼の師匠は、最初、ジミー大西が描き始めた下絵を見て、

思わず笑った。

ジミー大西は、師匠がなぜ自分の絵を見て笑ったのかを

知りたくて、「どうしてさっき笑ったの?」と真剣な目つきで

尋ねるという場面があった。

彼は師匠の最初の評価を気にしていたのだ。

師匠は最初に彼の下絵を見た時に、あまりに本来の

ティンガティンガの絵の構図とは異なることから、

そのユニークさに驚いて思わず笑ったのだった。

ジミー大西はティンガティンガの絵を学んでも、その手法を

ただちに自分の絵の描き方の中に組み込んで、自分流の

ティンガティンガの絵を描いたのであった。

あまりにユニークなティンガティンガの絵に、周囲の画家たちが

彼の絵の回りに集まって口ぐちに褒めているのが印象的だった。

「面白い絵だ」、「こんな絵は初めて見た」、「このような絵を描ける

画家はこの村にはいない」等々・・

まさに自らのライフワーク、ライフミッションを発見し、それを忠実に

追い続けようという彼の態度が見ていて心が洗われるような気がした。

自分のライフミッションを見つけた人間は強いと再認識した次第であった。

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