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2008年10月 2日 (木)

深い闇に突入か?

今日の夕刊を見て驚きました。アメリカでの新車販売台数が

15年ぶりに単月で100万台を割ったという記事です。

前年同月からの減少率でも約17年ぶりの異常事態でした。

サブプライムローンから自動車ローンへと貸し渋りが波及した

ことと、1929年大恐慌以来の金融恐慌になるのではないか

という恐怖感から自動車のような大きな出費を控え始めたと

いうことでしょう。

日本メーカーでさえ、トヨタが前年同月比で32%減、ホンダが24%減、

日産が37%もの減少を記録したのです。

単月ベースでも3割もの販売減は非常に深刻だと言わざるを得ない

でしょう。

複数の経済アナリストが米国は、今後2~3年は住宅価格も

落ち着かず、消費も落ち込むことが予想されると言っています。

GMの株価は数週間前には5ドルを割り、フォードに至っては2ドル

台の値が付いたという事態の中で、こんな販売不振が数年間も

続けば恐らく持たないだろうということは誰の目にも明らかです。

それもこれも元はといえば、お金を儲けることに貪欲で底なしの

強欲を持つ米国金融マンのせいと言っても良いでしょう。

MIT卒の頭脳の持ち主に金融工学を駆使して、いかに儲ける

ことができるかという手法を編み出せたのが主因です。

その稼ぎ方をみると、自分たちさえ稼ぐことができれば、後は

どうなろうと知ったことではないという姿勢が見え隠れしています。

つまり、サブプライム層の破綻懸念があるローンをプライム層

のローンと混ぜこぜにして他人の手に渡してしまう。

渡す時に自分たちは、通常では考えられない30%~40%の

リターンを得ていたというから尋常ではありません。

自分の作り出した「ババ」を大金と引き換えに他人に渡し続けて

いたということです。しかもその「ババ」は無限に製造することが

できたわけです。

まったく下世話な話になって恐縮ですが、リーマンブラザーズの

首脳陣は破綻する1日前に、吸収合併を申し入れた銀行に

対して、6万人の部下を心配するどころか、吸収された際の

自分たちの退職金について談合をしていたようです。

ポールソン財務長官が関係筋からこの話を聞いて激怒し、

即リーマンブラザースを潰すことを決めたと言われています。

何と米国金融マンのトップは強欲なのでしょう。

まったく呆れてしまいますが、これがアメリカのエリートの

姿と言ったら失礼でしょうか。実際、私はこの話を知って

米国ビジネスマンへ大きな失望を感じました・・・

このような金融マンの為に、国民の血税を投入するわけには

いかないという米国下院の考えも尤もだと言えるでしょう。

しかし、その原因を作ったのは米国国民であるわけで、その不幸の

種が全世界に拡大しつつあるという現実を認めなくてはなりません。

今後、本当に金融恐慌に陥るとしたら、少なくとも21世紀前半は

暗い世界となってしまうのでしょう。

信じたくありませんが・・・

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