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2008年5月 7日 (水)

目下を利用して自己重要感を得る

以前、自己重要感(自己肯定感)はわたしたちの精神衛生上、極めて重要であると

いうことをお話いたしました。

最近、はっきりと認識することができたのですが、人が自己重要感を得るには二通りの

方法があるということです。

ひとつは、自分自身の心の中で自分を振り返り、こんな努力をしてきた、している、

過去にこんなことを達成してきた、実現してきた、これだけ会社に貢献した、

している・・等々を噛み締めることによって、自分はまずまずやっている、これで

いいんだ、ちゃんとできているんだ、・・・と自己の存在感を確認することです。

この場合は、周囲の特に誰かに迷惑も何も与えることなく、自分自身で解決

していくわけです。

そしてもうひとつは、自分自身の中で存在感を感じ取るというのではなく、

周囲の相手、特に部下や目下の者を利用することで自分自身の存在感を

確認する傾向のある人もいるということです。

目下の者に自分の意見を押し付けることによって相手を組み伏せ、自分が

勝利の感覚を得ることで存在感を感じる傾向の強い人です。

こんな人もおそらく入社して若輩の頃は、始めの方法で自己重要感を得て

いたのだと思います。

しかしこのやり方は気持ちの整理から始めることが必要であり、すぐに

自己重要感を得るまでに至りません。

努力が必要になるのです。疲れることも多々あるでしょう。

年齢とともに企業でのポストも上がると当然目下の者が増えてきます。

このような相手を自分の自己重要感の獲得のために利用することを

覚えてしまうのではないかと思われます。

目下を利用するわけですから、自分で努力するよりも簡単に自己重要感を

感じることができるのです。

このやり方はある種、麻薬のような魅力もあるのだと思われます。

一度利用するとその手軽さと効果から何度も繰り返してしまう・・・。

このような上司や管理者がコーチングを始めてみても機能することは

まずありません。元から相手に寄り添っていないからです。

多くの企業でコーチングが機能しないと大声で語る方は、このようなケースが

意外に多いのではないかと思われます。

自分自身が見えていないのです。

本人も不幸だし、部下も不幸だし、企業にとっても不幸なことでしょう。

よろしければ本ウェブサイトにもお越しください。

    「成功するコーチング!失敗するコーチング!真因はここにあった!」     
      http://www2s.biglobe.ne.jp/~musimusi/coachtop.index.html

今回も最後までご覧いただき誠にありがとうございました!

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