« 2008年1月 | トップページ | 2008年4月 »

2008年2月

2008年2月14日 (木)

加点主義な上司と減点主義な上司

われわれサラリーマンが直面しているビジネス社会では、常に人間関係が

良好な職場ばかりとは限らないものです。

同僚同士、そりの合わない上司等々、叱責され、批判されたりすることは

日常的にみられることです。分かる人には分かるでしょう。

時には修羅場と化す。

こんなビジネス最前線の職場においては生易しいコミュニケーションなどは

消し飛んでしまうでしょう。

他人との関係が拗れ、紛糾した状況下においても使い物になるコミュニケーション

こそが求められるコミュニケーションであることは間違いありません。

単なる会話術の域を出ないコーチングなどは笑い飛ばされてしまいます。

では一体どんなコーチングが使い物になるコミュニケーションなのでしょうか?

それはコーチが加点主義的な人間観を持っているかどうかということに

尽きるでしょう。

人は生身であることからして、完全な人間、完成形などは存在しません。

こんな人間界の中で、減点主義的な人間観を持つ上司は、常に人の

あら探しを行い、悲観的な将来予測を語り、口を開けばライバルの

批評批判をするものです。

仮に頭の回転はいいとしてもこんな上司には誰もが一種の冷たさを

感じ取り、相談しようなどとは思わないでしょう。

加点主義的な上司にあっては、つねにフットワークが軽く、楽観的な将来の

見方をします。部下のいい所を見つけ、肯定し承認する言動を口にします。

こんな上司は話をしていても包容力の大きさを感じるものです。

これでコーチングができれば申し分ないでしょう。部下も感謝するはずです。

ポイントは、あなたの上司が加点主義的な人間観を持った人であるか、

という点です。

加点主義的な視点から部下を観察し、承認を引き出していけば部下を

インスパイアすることができ、コーチングに強い推進力が付くのです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年2月13日 (水)

自己承認の欠落が及ぼす影響

今日も新聞紙上にお父さんが起こした悲惨な事件が報道されていました。

他人から見れば、一体何故こんなことを、と思うような内容でした。

常日頃は、極めて温厚だった性格の人間がいきなり大事件を起こしてしまう。

周囲にはまったく信じられないことに違いありません。

この人にはいったい何があったのでしょう?心にどんな変化が起こり、

どんな闇ができてしまったのでしょう?

ひとつ言えることは、このような状態の人間には、毎日を健全な心で

生きていくために必要な自己承認が欠落したと思われることです。

われわれ凡人は、誰しも数少ないながらも自分の長所を拠り所として

自己を受け入れているという事実があります。

これを自己承認と呼びます。

「自分はこれでいいんだ」、「今の通りでいいんだ」という自分自身を

認める感覚です。

ところが、日常の中で失敗が重なったり、うまくいかないことが続いたり

すると、急に自分に自信が持てなくなってしまい、自己承認ができない

状態に陥ります。

おそらく、この方の場合は、ずっと以前から自己承認ができない状態が

続いていたものと推測されます。

やがて、鬱状態に陥り、ノイローゼに至ってしまったものと思われます。

最初の段階で、自己承認を取り戻すには、毎日の身の回りの小さな事柄

から一つ一つ、「これでいい、OK!」というものを積み重ねていくほかに

手立てはありません。

これは他人からされるものではなく、自分でそう認識することが必要です。

事件を起こしてしまうほどの心理状態に陥るのは極めて重度の病的状態

といえますが、われわれ凡人は、スランプに陥ったと感じたら、日常生活の

中で、自己承認できることを見つけ、積み重ねていくことが重要です。

自己承認がなくて健全な精神はないと考えます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2008年1月 | トップページ | 2008年4月 »