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2005年12月 5日 (月)

ライフワークは読書です

畑村氏の「日本の人口減少」に関する本を講読してみました。読み終えて目の前がパーッと開けた感じがしました。読み終わってこんな感覚を覚えるのは久しぶりでした。
何故こんな感覚を覚えたのか?それは未来を俯瞰することができたと感じたからです。
日本は今後100年間も人口減少期に突入しています。驚くべき事に現在1億2600万人の日本人口は約100年後には、50%の6500万人くらいまでに減少するという予測がされています。もちろんこの人口予測は文部科学省の人口研究部や国連の人口問題研究部会の予測に基づいています。
しかも50年後には1億人を切るとの予測です。つまり既に日本は2004年に人口のピークを迎え、今後は継続的に減少していくのです。

世界人口はというと今後ますます増加していき、現在60億人が今世紀末には100億人になる予測の中で、何故日本だけが減少していくのか?その根本的な原因は、単純に言うと今後100年間は死亡者数が誕生者数を大きく上回っていくからです。いわゆる少子化が主要な要因ですが、少子化が起きる原因はいずれの先進国でも起きている要因と同じです。

実は日本よりも30年も以前に国家として人口減少期に突入した国があります。イギリスとフィンランドです。
ちょうど30年前には、日本は高度成長期でした。一方、イギリスは「英国病」などという言葉が日本で言われていたように経済的にはマイナス成長が続いていました。

つまりイギリスでは30年前に世界の先進国のトップを切って人口減少社会を迎えていたというわけです。
我々はそれを認識していなかったことから、「英国病」などと皮肉ってイギリスを見ていたということです。

これから人口がどんどん減少していく中で日本社会は大きく変化していくことが予測されています。
我々の身近な生活も大きく変わっていきます。でもこの本を読んでみて自分たちの将来が少し見えたということがすごく大きな意味を持ちました。将来を俯瞰することができたからです。これによって自分自身の生き方に対する意識というか価値観の考え方も変化したように思います。
日本社会はさまざまな場面で「閉塞感」が感じられていることはご承知の通りです。少しでも晴れ間を見たいのであればこんな日本の人口減少について語った書物を読んでみるのが今のところは

人口減少 日本はこう変わる Book 人口減少 日本はこう変わる

著者:古田 隆彦
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一番のクスリだと感じました。

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